まとめローン

まとめローンとは

　まとめローンとは、複数の金融機関(消費者金融など)からの借入れを、ひとつにまとめる金融商品のこと。 　八方から借りている負債の合計返済額を減らしことで、毎月の支払い金額を軽減させ、多重債務者の人たちを借金の悩みから開放できる。そんな可能性を秘めた金融商品です。

　複数の消費者金融から借金をしている人は、毎月の返済額、金利、それに返済日などがばらばらです。一手にまとまっていないため、管理が非常に煩雑になってしまいます。

　まとめ ローンを取り扱っている銀行（東京 スター 銀行など）で借金をひとつにまとめると、毎月の支払い金額を軽減させることが可能となるのです。

　多重債務を解決するには、「債務整理」や「自己破産」など、法律に基づいた手続きで解決するしかありませんでした。「おまとめ ローン」の登場で、選択肢が一つ増えたことになります。

　おまとめローンを利用する場合、一番に注意すべき点があります。現在借りているローン金利を確認することです。「ローンをまとめた方が、低い金利で借りることができる」これを、必ず確認してください。まとめたほうが安いとはっきりしてから、複数の会社から借りている金利の高いローンを、金利の低いローンに一本化します。

　まとめローンは、月々の返済額を大幅に減らすことができる、新しいローン商品。ローンの返済を一社に、統一することで、ちらばっていた煩わしい手間も一気に軽減できます。




まとめローン 低金利

　２００８年現在日本は、格差社会といわれるています。
　低所得の人が全労働者の３０％程度。一方で億万長者も増加しています。

　 　生活に苦慮する低所得の人の中には、消費者金融などで、生活に必要な資金まで借りなければ暮らせない人も増えてきました。気がつけば、複数のローン会社から、多額の借金が出来ていたという人も多いのです。

　複数のローン会社からお金を借りてしまうと、その返済は、複雑で面倒なことになります。

　「まとめローン」とは、現在借り入れている複数の高利の金融機関の借金を、出来れば銀行のまとめローンの一つにまとめられるものです。原則的には、低い利率を実現でき、かつ、毎月の支払い金額を軽減させることができます。

　この制度は、銀行・銀行系ローン・消費者金融など、各社が取り扱っています。

　借り入れ上限額・年利率・担保の有無など、それぞれ条件が違うので、あなたの条件に合わせて、選ぶことができます。

　一番低金利なのは、銀行。6％程度〜15％程度です。融資限度額は、１０００万円までですが原則的に担保が必要です。また、審査も厳しくなっています。

　次に低金利は、銀行系といわれるもの。実質年率は 8.0〜18.0％です。融資限度額は300万円程度。銀行よりも低くなります。

　最後に、消費者金融系。融資限度額は３００万円程度の場合がほとんどですが、実質年率は8.0〜29.20％などと金融によってかなり開きがあります。消費者金融系のメリットは、担保・保証人が不要なこと。借り易いのです。

　実際どれを選べばいいのか迷いますよね。本当に困った場合は、一人で悩まず、各都道府県にある公的機関の消費生活センターに相談するのも方法です。多重債務の相談についても、公的専門員が無料で応じていて、必要ならば、弁護士の紹介までしてくれます。出口がなくなる前に、相談しましょう。

まとめローン 審査

　ワーキングプアという言葉も出てくるほど、今の日本は、働いても暮らしに困る収入の人が増えてきました。

　生活の資金さえも、借金で暮らさなければならない人もいます。
　気がつけば、多重債務。

　複数のローン会社から、毎日、返済の連絡を受ける羽目になっている人も多いのです。

　多重債務を解決する方法は、自己破産や債務整理などの法的手続きをとるか、まとめローンをする方法しかないです。まとめローンは、以前は、一部の金融機関でしか取り扱っていませんでしたが、銀行や信販会社、さらには消費者金融でも取り扱うようになりました。

　銀行・信販会社・消費者金融。審査基準は、それぞれに厳しいかったり甘かったりします。担保付融資もあれば、無担保融資もあります。一般には、借り入れの金額が大きくなるほど、担保や保証人が必要となるようです。

　金融機関によって審査条件に違いはありますが、審査を受ける必要条件は似ています。


・現在のローン残高を明確に提示すること
・定期収入があること
・年齢が２０歳以上であることを証明する書類が揃っていること


　借り入れ件数が多いほど、まとめローンの審査通過率が下がるようです。借り入れ先は、事前に減らしておくことがポイントです。残高の少なくなった融資などは、新たな融資やカードを利用したキャッシングなどで、一括して返済しておくのがいいでしょう。

　審査基準は、各会社の基準があります。秘匿部分もあるようです。実際に、窓口に出向かなければ、判らないことも多分にあります。迷った場合は、消費者生活相談センターなどの、公的機関を利用してみてはいかがでしょう。恥ずかしがらずに、相談することから始めるのが賢明と考えます。